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社会をよりよく変える取り組み

総務部門
SDGsチーム

2018年6月 SDGs宣言

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※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。所属、部門名、仕事内容等変更となっている場合がございます。ご了承ください。

より良い社会を作るために、企業ができること

「SDGs」とは、2015年に国連が発表した「持続可能な開発目標」です。2030年までに世界全体で明るい未来を創るため、大きく17のゴールで構成された考え方であり、企業としてどのように取り組んでいくかが問われています。

健康住宅では、早くからSDGsを自社の企業活動や未来につながる重要な取り組みと位置づけ、2018年6月にSDGs宣言を発表しました。建築業界では全国で2番目の宣言です。以来、様々な実践を重ねてきましたが(詳細はこちら)、それは弊社の設立以来の理念と通ずるところが大きいからです。

健康住宅は社名の通り、「住む人すべてが健康であってほしい」という思いから始まった会社です。環境に対しては強い思い入れがあり、高性能・省エネ住宅の普及と促進に、創業以来23年間こだわり続けてきました。シックハウスや省エネ、再生可能エネルギー、CO2の削減などさまざまな問題と向き合い、すべてを高い水準でクリアした住宅を提供しています。2016年には、省エネルギー性に優れた住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」で大賞を受賞。この取り組みは、SDGsで掲げられた「7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」という目標と合致します。

健康住宅とSDGsの共通点

また、高性能・省エネ住宅に住むことで、健康寿命が延びるという医学的なデータもあります。これは、SDGsの「3 すべての人に健康と福祉を」という考え方に通じます。特に福祉支援については会社全体で積極的に取り組んでいて、障がい者の自立支援活動「チャレキッズ」の活動にも参加しています。

他にも「11 住み続けられる街づくりを」として、すべてが省エネ住宅の集合団地を福津に建設。「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」として、日本の伝統技術を継承するため社員大工を採用。「5 ジェンダー平等を実現しよう」として、性別によらず成果や能力に応じて昇給・昇格・昇進を決定する評価制度、産休・育休から復帰しやすい職場環境や在宅勤務の体制づくりにも取り組んできました。このように、健康住宅の考え方や企業としての歩みは、そのままSDGsの考え方とも繋がっているものなのです。

SDGsを通じて、働く意識を改革

SDGs宣言は、社内に向けた効果もありました。私たちが日々業務を通じて取り組んでいることの意義を、社員がより深く理解するきっかけになり、働く意識の改革につながりました。

今、健康住宅の取り組みは、リフォーム事業への本格参入や日本の森林資源の有効活用にもつながる未来の木造建築工法「CLT」による研修施設施工など、新たな分野へ広がりを見せています。これからも私たちは、社会のよりよい持続と発展に貢献し、住む人の健康と幸せを作っていきたいと考えています。

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