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「魅力ある綺麗な現場(魅せる現場)」という取り組み

建築部門
岩藤 妙美

2012年入社

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※インタビュー内容はすべて取材当時のものです。所属、部門名、仕事内容等変更となっている場合がございます。ご了承ください。

会社の姿勢は建築現場に現れる

皆さんは、住宅の建築現場にどのようなイメージをお持ちですか?実は「汚い」「危険」という言葉で表現されることが多いです。私も以前はそういうものだと思っていましたが、4年ほど前に社外の勉強会で聞いたある言葉でハッと気付かされました。

「新しい家を作るとき、材料は全て新品のものを使うのに、建築現場は汚れていていいのでしょうか?」

汚い現場で丁寧な仕事はできません。安全に不備があり事故が起きたらお客様はそこに住めなくなります。お客様の本当に幸せな暮らしを実現するために「良品質の家」「安心安全な家」「長持ちする家」をつくり、お客様や近隣から信頼され、選ばれる会社になる。「魅せる現場」はそのために必要な手段なのです。

良い建築現場のポイント「きれい」「良品質施工」「近隣配慮」

汚い建築現場は施工品質や安全面に支障をきたすため、こまめな清掃と道具の整理整頓が安全・安心と生産性の向上に、資材管理の徹底が品質の向上につながります。また、現場周辺の清掃や職人さんのマナー教育を徹底することは近隣の方へ好印象を与え、ご入居後の安心へとつながります。そして何より「魅せる現場」は大工さんの施工ミスが大幅に減る…など、住宅そのものの「品質向上」に大きく寄与することが分かってきたのです。

「魅せる現場」に徹底して取り組む!と決めたのが2017年です。それから大変でしたが、徐々に職人さんはもちろん私たち社員の意識も高まってきて、最近嬉しい変化がありました。現場がきれいになり、職人さんが礼儀正しく真摯に現場作業に取り組む様子を見た近隣の方から、家づくりを検討したいと問い合わせをいただくことが増えてきたのです。現場の評価が口コミや評判にどんどんつながっていってほしいと思います。

他部門はもちろん、職人さんやメーカーさんも巻き込む

「魅せる現場」活動は品質管理部門だけの努力では成功しません。定着維持させるための仕組みを今、営業設計その他部門を巻き込んで作っているところです。職人さんやメーカーさんとも2か月に1回、現場と品質の改善のための会議を実施しており、目下の目標は全国の優秀な工務店・ビルダーが参加する「魅せる現場コンテスト」で最優秀賞をとることです。

これからも私たちは、お客様の大切な住まいと幸せな暮らしのために「現場きれい」を徹底する住宅会社として、安心・安全・良品質な家づくりを続けていきます。

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