NEWS健康News

今任

WRITER 今任

2024年1月12日
お役立ちコラム

危険なブロック塀の見分け方

福岡でエアコン一台で全部屋同じ温度になる家を建てている、健康住宅株式会社の今任がお届けします。

日本では先日大きな地震もあり、皆様も不安・関心を持っている「ブロック塀」について少し、お話させていただきます。
正式名称は「補強コンクリート造のブロック塀」と言います。

つい最近お家を建て替えるために、古いお家の解体と敷地周りに、高さ1.8m(9段)で控えなしのブロック塀がありましたので、下の0.4m(2段)を残して、カットすることになりましたが、古いブロック塀でしたので、鉄筋がほとんど入っておらず、カッターは入れていたのですが、一部は下から全て壊れてしまいました。よくぞ今まで壊れなかったと感心しました。なのでまずはブロック塀の一般的な耐用年数と、危険なブロック塀の見極め方を調べてみました。

*ブロック塀の耐用年数は
  ・厚み15cm ⇒ 30年
  ・厚み12cm ⇒ 15年
  ・厚み10cm ⇒ 10年
以上が目安ですが、実際には目安とされる年数の、経過よりも早く寿命を迎えるケースが多いようです。

*危険なブロック塀の見極め方は
●傾き
ブロック塀に傾きがあるのは、地盤、基礎、塀自体のいずれかに、不具合が生じている証拠です。わずかな揺れでも倒れる危険性がありますので、早めに点検を行って、対処する必要があります。

●ひび割れ
ひび割れが生じているのは、ブロック塀の中に入っている鉄筋が、膨張していると考えられます。わずかな刺激でも、ブロック塀が倒れる危険性があります。早めの点検や対処が必要です。


  
●さび
ブロック塀の中に入っている、鉄筋がさびると細くなって折れたり、膨張する鉄筋もあり、ブロック塀のひび割れにもつながります。

●こけやカビが生えている
見た目の印象も悪く、耐久性も下がる。放っておくと内部の鉄筋がさびて、コンクリート爆裂を引き起こす原因になります。

●白華現象
ブロック塀の表面に、白い汚れが浮き出てくることで、ブロック塀の劣化が進んでいる、証拠でもあります。

●透かしブロック
透かしブロックが多く使用されていたり、連続して配置されていたりする場合、鉄筋が入っていない事や、本数が規準よりも少ないと考えられるため、倒壊の危険性が高まります。

●高さ
現行の建築基準法では、ブロック塀の高さは、2.2m以下と定められていますので、高さが2.2mを超えるブロック塀は、法律に違反して作られたか、かなり古いかのどちらかです。安全性に問題がありますので、注意しましょう。
 
老朽化したブロック塀や、違法なブロック塀は、台風や地震の際などに、倒壊する恐れがあり、通行人に怪我を負わせてたり避難路を塞いでしまうので、定期的に点検を行い、老朽化を見極めることが重要です。

次回はブロック塀の、構造について少しお話させて頂きます。

 


健康住宅株式会社公式インスタグラム】は、こちら


【スタッフの展示場紹介!】
私のおすすめの展示場をご紹介します!

⇒ 伊都住宅公園

なんと「和」と「洋」2つの暮らしをイメージできる珍しい展示場となっています!
「自分に合った家はなにか」「どんな暮らしをしたいか」など、まだまだ家づくりで悩んでいる方にピッタリの展示場なのでぜひお気軽にご来場ください!
心よりお待ちしております♪