WRITER 鳥羽
気象庁は今月20日、今年の夏(6〜8月)の天候の見通しを、地球温暖化に加え、南米ペルー沖の海面水温が上がるエルニーニョ現象の影響で、全国的に気温が高くなり、猛暑日が増えると予想しています。
担当者は「4月ごろから暑くなる可能性があり、十分な熱中症対策をしてほしい」と呼びかけています。
熱中症は屋外だけの問題ではなく、屋内で熱中症になる方も非常に多いのが現状です。
そこで、今回は既存住宅の効果的な建物の暑さ対策についてお話させて頂きます。
暑さ対策はさまざまですが、一番効果的だと思うのは、建物全体(床下・壁・天井)の断熱を強化することです。
ただ、建物全体の断熱を強化するということは、大掛かりな工事になるため費用的に高額になるのと、かなりの工期が必要になり簡単に出来るものではありません。
そこで比較的安く短期間で効果を出せる工事が「内窓」です。
「内窓」とは今の窓の内側にもうひとつ窓を取り付ける工事で、窓から出入りする熱を抑えることで、室内が驚くほど快適になります。
ただし「内窓」にもさまざまな種類がありますので、以下の3項目に注意をして選ぶと効果的な暑さ対策になるでしょう。
①枠の素材…樹脂枠が使われているか?
樹脂はアルミの1/1000しか熱を伝えません。結露対策にも効果的です。
②断熱性能…ガラスの枚数と空気層の大きさは?
ガラスの枚数が増えると空気層(ガラスとガラスとの隙間のこと)の数も増えます。空気層の数と大きさに比例して断熱効果は高まります。空気層内にガス(アルゴンガスなど)が使用されている場合は、さらに効果が高まります。
③遮熱効果…遮熱フィルムが使用されているか?
夏に一番効果を発揮します。遮熱ガラスは「LOW-E」と表現されています。遮熱フィルムが夏の暑さをカットします!
以上、3つの項目を意識して窓を選ぶことで効果的な暑さ対策ができるでしょう。
今は省エネリフォームに対するさまざまな補助金があり、上手に活用することで安く性能を高めることができますので、断熱リフォームをご検討の皆さんは是非参考にして頂ければ幸いです。
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