福岡市で20年以上、新築木造住宅しかしきてない現場監督がこれから福岡で一戸建て新築木造住宅を建築予定の皆様、あるいはこれから中古木造住宅を購入しようとお考えの皆様、実際に戸建て木造住宅を購入して、リフォーム・リノベーションをされすでに生活をはじめられてる皆様へ木造住宅をこれから何十年も維持管理していううえで是非知っておいていただきたいこと・・・
それはシロアリです
前コラムで私達が普通に生活してるこの福岡でのシロアリの生息についてお伝えしました。
今コラムでは結局”私はシロアリなんて見たことないからわからない”とか”クロアリとシロアリって違うの?”とか”シロアリの大きさは?”等の疑問をお答え致します。福岡に生息の多いシロアリの正体を明かしたいと思います。
前コラムでもお伝えした通り、クロアリとはハチを先祖に持つ昆虫で、シロアリはG(ゴキブリ、以下Gと記載)の仲間である生物であり昆虫ではありません。添付写真を見ていただくと一目瞭然です。次の3つが主な特徴になります。
一番の特徴は昆虫であるクロアリは頭部、胸部、腹部と3つに分かれており、胸部から 3対の足が生えているのに対し、Gからの派生であるシロアリは頭部、腹部の2つで構 成され、その腹部より3対の足が生えてます。
これも明らかにクロアリとの違う点なんですが、触角の形状です。クロアリはくの字の曲 がった触角なのに対し、シロアリは直線状で数珠型の触角を持ちます。
これは近くで見ないと分からない点かと思いますが、翅(はね)です。クロアリもシロア リも元々その地に生息してるのではなく飛来して来ます。そのためにクロアリもシロアリ も最初はどちらも翅を持ってます。その形がクロアリは前翅と後ろ翅の大きさが違うのに 対し、シロアリの翅は4枚とも同じ大きさであるのが特徴です。もっと詳しくいうとク ロアリの翅の模様が大きいのに対し、シロアリの翅模様は細かいのも特徴の一つです。
まとめると、ここ福岡ではやはり湿気が多くなる時期、つまり梅雨時期から徐々にハネアリを見かけるようになると思います。その際に注目するのは
①体のかたち、②翅の大きさ、③触角形状でシロアリかどうかが判明します!
ここではまだ慌てなくても大丈夫です!まだ飛来して来てる状態ですから、ハネアリを見かけてそれがシロアリだったらまず写真を撮り、それを建築された住宅会社さん、または専門シロアリ駆除業者さんへ連絡をしましょう。
シロアリの生息が確認できる見た目でわかるものとして、ほとんどのシロアリは土から
餌場(木材等)に向かいます。その際にシロアリが作るのが蟻道(ぎどう)です。
建物の基礎面、建物から離れた加工さてれた木材、玄関ポーチの立上り面、いわゆる
土と面してる人工物の表面にシロアリ自身の排泄物や分泌液、土や木くずで固めて
トンネル状の道を形成します。中には表面ではなく空中に形成する空中蟻道というもの
もあるようです。
以上、最初は一番比較しやすいクロアリとの見た目の違いをお伝えしました。
次回からはシロアリにもう一歩踏み入り、シロアリの中での見た目の違いなどなどをお伝え
致します。では次回コラムまで失礼いたします。
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