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今任

WRITER 今任

2024年4月19日
お役立ちコラム

型枠ブロック(CP型枠)について

福岡でエアコン一台で全部屋同じ温度になる家を建てている、健康住宅株式会社の今任がお届けします。

今回は型枠ブロック(CP型枠)について、お話いたします。

CP型枠は従来のブロックが持っていた、構造上の弱点を解決したブロックであり、施工面や見た目において優れた工法です。
コンクリートを使った、鉄筋コンクリートで、主に土留などに用いられるため、強い圧力を受けても耐えられるように、ブロックの中に鉄筋と、生コンクリートを充填します。
鉄筋の大きさもブロックに比べて、サイズの大きいものになりますし、コンクリートの充填も、ブロック内に均一になるように充填できます。強度は高いが薄い作りにすることができるため、見た目もスリムな仕上がりにすることが出来ます。また垂直に施工することが出来るため、土地の有効面積を確保でき、敷地を有効利用することが出来ます。

*CP型枠の擁壁の高さは

CP型枠の高さは、3m程度までは垂直に施工できる、コンクリートブロックを使った鉄筋コンクリートですが、原則最大2mまでです。
2m以上にする場合は、鉄筋コンクリート造擁壁か、間知ブロック擁壁にしなければなりません。

*CP型枠の水抜き位置

CP型枠の水抜き型は、土中に浸透した水による水圧を、擁壁に浸透させないため、速やかに水を抜くために重要で、縦壁3㎡以下に1ヶ所必要です。
また水抜き穴の位置は、1段目、2段目と互い違いに設置するのが、効果的です。

*CP型枠高さに対するフーチングの幅

擁壁の高さが1820mmの場合、フーチングの長さは1300mmになります。根入れ深さは土質により、35cmかつ擁壁高さの15/100、45cmかつ20/100の規定があります。

*CP型枠のメリット、デメリット

メリットは、他の擁壁工事に比べて価格が安いし、施工がしやすいこと。
デメリットは、構造計算が難しく、大きな擁壁には不向きなこと。

以上のような構造になります。

*擁壁工事は建築において、とても大事な工事になりますので、よく相談検討して、着手してください。

以上です。

 


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