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藤村

WRITER 藤村

2023年10月20日
お役立ちコラム

失敗しないカラーコーディネート!

福岡で高性能住宅を建築している住宅会社「健康住宅㈱」の建築部門 藤村がお届けするコラムです。

今回は「カラーコーディネート」についてお話させて頂きます。皆さんは内装の色やテーブル・ソファなどの家具を検討される時、何を基準に商品を決めていますか?お好みの色や形、素材やサイズ感、価格など理由は様々かと思います。この時、カラーコーディネートを整えるという視点からお話させて頂きますと、決める時に最も大切なポイントは設置する「空間を意識すること」です。
ここでは、内装や家具の色決めの際に、失敗しないポイントをご紹介させて頂きます。ぜひ参考にしてみてください。

まず、よくある失敗例として家具やソファなどを単体で見て購入してしまうパターンです。家具やソファも空間のカラーコーディネートを整える上で重要なアイテムの一つです。どんなに素敵な家具も今のお住まいの床や壁の色、また、すでに設置してある家具や小物との相性を検討して購入することがとても大切になります。

「相性を検討して」とは、具体的にご説明致しますと「トーンを揃える」ということです。トーンとは色調を表します。明度、彩度を合わせ明度と彩度が似たものを集めたものを「トーン」と言います。このトーンは色の印象や空間の雰囲気を大きく変化させます。
同じ色でも、暗めの色もあれば明るめの色もあります。このトーンを検討せずに単体の家具だけを見て購入した場合、空間のトーンとずれが生じ、目立ちすぎたり、バランスが悪く空間のまとまりを失う結果につながりかねません。特にテーブルやソファ、カーテンやラグなど面積の大きい家具やファブリックは、内装の印象に大きな影響を与えますので「トーンを揃えること」を意識して購入することは、カラーコーディネートを整える上ではとても重要なポイントになります。

次に使用するカラーの種類です。各空間の中に使用するカラーは2~3色程度をオススメ致します。多くの色を使うと空間が複雑化され、違和感や圧迫感、アクセントによる空間の引き締め効果など様々なバランスが崩れ、まとまりのない空間を生み出してしまいます。
あくまでスッキリとシンプルに構成し、アクセント(一部分の目立たせたい色や素材)で空間を整えることが大切です。

内装は床、壁、天井、建具などだけではなく、家具や小物、家電など様々なアイテムにより構成されています。ぜひ「トーンを揃える」「各空間に使用するカラーの種類を2~3色にする」とう点をおさえてカラーコーディネートを楽しんでみてください。まとまりのある空間が生まれ、より毎日が楽しくなりますよ!

 


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