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2023年9月1日
お役立ちコラム

『整理・収納』のスキルアップパートⅤ 整理についての基本的な考え方

福岡で注文住宅をお考えの皆様へ
今回は『整理・収納』のスキルアップパートⅤ、整理についての基本的な考え方をお伝えします。

グルーピングで無駄な行動をなくす!
 複数でひとつの仕事をしてくれる物をグループとみなします。
 例えば手紙を書くために使う物には、辞書、便箋、ペン、老眼の方は老眼鏡などを使いますね。

 手紙を書こうと思ったときに、まず引き出しから便箋を取り出し、本棚から辞書を取り出し、ペン立てからペンを取り出し・・・・・とやっていると、非常に大変です。片付けはもっと大変です。だからついその辺に置いてしまうんですよね。

 そこで、カゴを購入して、手紙を書くための道具をひとつのグループにまとめてしまいましょう。そして、それ以外には使わないようにします。辞書も、ペンも、手紙を書くための辞書であり、ペンとします。そこがポイントです。

 グループを作ってセットにしてしまうと、物がそこ以外には動きません。だから、手紙を書くときには全部このセットごと出してきて、終わったらまたセットごとしまえます。指定席を作っておけばいいわけです。

 ということで、一見無駄に思われるかもしれませんが、実際やってみるとわかるように、手紙を書くのがおっくうではなくなります。きっと筆まめになれますよ。
 整理というのは、その人の行動パターンまで変えることができるんですね。

●複数で一つの仕事をしてくれる物をグループで使う一つの物としてみる
●グルーピングした物は、そのグループを壊さないように収納する

 

定位置管理で「探し物」の必要なし!

 多くの人が使う物については、決められた物の定位置をみんなが共有している必要があります。

 複数が関わる場合には、誰が使用中であるのかもわかりやすくする工夫をします。オフィスでは、物をラベルで管理するようにします。何がどこに入っているかが一目で分かるように、写真をとってラベル管理しておくとよいでしょう。

 写真などのビジュアルのメリットは、なんとなく頭に残るイメージを作ることができることです。右脳を刺激して整理上手になれるといった感じです。覚えるつもりがなくても、その前を通り過ぎるだけでなんとなく頭に入ってきてしまうのです。
 例えば、ケーブルコードを使いたいときには「たしかあそこに写真が貼ってあったから・・・」のようにイメージからたどって思い出すわけです。

 理想は、人にきかなくても物の位置が把握できていて、自分ひとりで取りにいけることです。
 会社には、たいてい整理上手な人が一人くらいはいるもので、何か物が見つからないときには、「〇〇さん、あれどこにあったっけ?」というように、みんなすぐその人のところに尋ねに行きます。そういう人に限って仕事ができる場合が多いのですが、人の世話ばかり焼くはめになって、なかなか自分の仕事が進みません。これは会社にとっても大きな損失です。生産性も上がりません。

 「会社は人なり」という言葉があるように、いかに働く人が生産性のある仕事に集中できるか、が会社の追うべき理想です。仕事がしやすい環境を整える、ということを考えたときに、このような定位置管理がとても重要になってくるのです。

 さらに、ここでもグルーピングが有効です。一つの作業をするときに使う物はなるべくグルーピングしてカゴに入れて管理しましょう。

 例えば録音機を使うときにもケーブルコード、電池、カセットテープなど、いろいろと細かいものを一緒に入れておくと使いやすくなり、失くしにくくなるためとても便利です。
 そして、持ち出した人がわかるように、「総務部」「営業部」などの部署名が書かれた磁石をつけておけば社内を大声で探し回ることもありません。

 また、できる限り段ボールで収納することは避けましょう。段ボールは見た目がよくないからです。
 人間というのは視覚によってメンタル面の影響を受けやすいものです。段ボールの茶色が視野に入ってくるだけで、それが不自然に積み上げられているさまが眼に入るだけで、会社で働く人の生産性も多少なりとも低下するのではないでしょうか。

 また、段ボールのデメリットは、中身が見えないことです。何が、どのくらい入っているのか開けてみるまで把握できません。これも精神的ストレスを起こす要因になります。
 しかし、段ボールのかわりに半透明のボックスを使えば、目の前を通り過ぎただけで、何がどのくらいあるのかだいたい視覚で把握できるのです。

 段ボールを使った場合と半透明のボックスを使った場合、中身を確認できるまでにかかる時間は、わずか数秒の差ですが、毎日の積み重ねが散りも積もるとなると見逃せません。

 ここでもラベルを大きく書き、写真をとって管理することをお奨めします。

●物の位置を正確に決める
●その物に関わる全ての人が定位置を知っておくこと
●複数の人が関わる物の場合は、誰が使用しているのか一目で分かるようにする

整理収納アドバイザーの資格を取得するにあたって学んだことの一部ですが、皆様の快適な暮らしのお役に立てればと思います。

 


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