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2023年7月14日
お役立ちコラム

『整理・収納』のスキルアップパートⅣ 整理についての基本的な考え方

福岡で注文住宅をお考えの皆様へ
今回は『整理・収納』のスキルアップパートⅣ、整理についての基本的な考え方をお伝えします。

使用頻度別収納で圧倒的に使いやすく!
 『おしゃれなお家を建てたのになんだか散らかって見える』は勿体ないですね!おしゃれなお家が引き立つ散らかりにくい生活を目指し美しく暮らしましょう(^^)

 

☆使用頻度1~5・・・一目瞭然で整理の優先順位がわかる

 物を使用頻度によって5段階に区別してみます。
 まず毎日使う物が1、2日から3日に1度使う物が2、週1回程度使う物が3、月1回程度使う物が4、年1回使う物が5です。お雛様やこいのぼりなどは5にあたりますね。

 一番大切な物、私達とかかわる機会が多いアクティブ領域に入りやすい物は1→2→3の順です。それらの物によって生活のほとんどは支えられています。だとしたら、使用頻度1から3の物をきちんと整理しておけば、生活は格段にしやすくなるのです。

 ところが、みなさんが物をしまおうと考えるとき、お雛様や鯉のぼりのような、めったに使わない物のことばかりに意識が向きがちなんですね。しかし、これらの整理方法について悩んだところで、生活が大きく変わるわけではありません。

 それよりも、毎日使う使用頻度1の物を収納する方法のほうにより気を配らなくてはいけません。
 整理の最終的な目標は、物の置き場所を決めるということなのですが、まずは、使用頻度1にあたる物の指定席を確実に決めていただきたいと思います。そうするとみなさんの生活が非常に良い状態に変わるはずです。

 例えば家の鍵がありますよね。自宅では鍵の置き場所をひとつ決めて絶対にそれ以外のところに適当に置かないようにします。
 さらに、外出の際に鍵を持っていくときにはどうすればよいでしょう?意外とこの場所を決めていない人がいるんですね。例えば持ち歩くバッグについている小さな内ポケットなどに決めて必ず入れておく、これが指定席をつくるということです。このようなルールを作っておけば、帰宅時にカバンをひっくり返してどこにいったのか、と探す必要もなくなるはずです。鍵だけでなくメガネや、財布などをよく探している方は全く同じようにしてください。

 同様に家や会社で携帯を置く場所も決めておくと慌てなくてすみます。携帯は主に外で活躍する道具です。外にいるときは所在がすぐわかりますが、家の中でよく携帯がどこにいったかわからなくなっている人はいませんか。見つけるためにわざわざ外から家族や友達にかけてもらう、という人がいましたがそんな手間も防げます。

 毎日使っている物だからこそ、案外整理の仕方がないがしろにされているんですね。しかし、探す手間も一生のうちでどのくらいの時間になるかと考えると馬鹿になりません。
 ぜひ、使用頻度の高い物から指定席を決める、ということにチャレンジしてみましょう。

 

☆使用頻度6ボックス・・・どうしても捨てられない物もすぐ捨てなくて大丈夫!

 さて、使用頻度5以外のもの、使用頻度6という物があるとしたら、どのような物でしょうか。

 本来は存在しないはずの使用頻度6は、以前お話したことと関わってきます。つまり、必要な物とそうでない物に分けに分けられた物でもすぐに捨ててしまわなくて大丈夫です。使用頻度6ボックスなる物を作るのです。

 1年に1度も使う確信はないけれど、捨てがたいものばかりを集めたこの使用頻度6ボックスを、ひとつのところに集めて置いておきましょう。置いておく際にはさらにもうひと工夫が必要です。

 6ボックスをつくるときには、1年先の期限をつけてラベルを貼っていきます。そして、このラベルだけがよく見えるように箱をしまってください。ラベル部分だけが一目瞭然で見えるようにしてくことが大事です。
 そうすると、みなさんの意識の中から、この6ボックスの中身というのが消えないでいてくれるのです。

 日ごろから意識の片隅にこの6ボックスのことがあれば、久しぶりに友だちなどに会う時に、「そういえば、友だちには2歳くらいになる子どもがいた・・・」と使わなくなったベビー用品や読まなくなった絵本などを譲る、あるいはフリーマーケットなどをするときに、そのボックスの中身から一度に持っていく、ということもできます。

 実際にやってみると、こうした「物を活かすための気づき」が生まれることがわかります。
 そして何よりもよいことに、家の中のものが滞留しなくなります。ボックスの中身を随時見直すことによって、家の中の物が定期的に入れ替わっていくからです。物が長い間滞留せずに動いている、というのはよい整理がなされている証拠ですので、このような工夫をしておけば、たとえ新しい物を購入したとしても、物が増えて困るようなことにはならず、うまくやっていけるのです。

 ということで、この6ボックスを活用することで、いったん不用品とされた物も有効に活用できるようになります。

 整理収納アドバイザーの資格を取得するにあたって学んだことの一部ですが、お家のプランを考える時にぜひ、収納方法についても少しイメージしてみてください。

 


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