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今任

WRITER 今任

2023年7月7日
お役立ちコラム

建築用語から生まれた言葉

福岡でエアコン一台で全部屋同じ温度になる家を建てている、健康住宅株式会社の今任がお届けします。

今回は「建築用語から生まれた言葉」というのを少し書かせていただきます。
まだ他にもあると思いますが、よく耳にするものをいつくか選びました。
まずは、

【いの一番】
真っ先、一番目、最初(柱の番号が語源。一番最初に建てられたのが「いの一番」の柱だった事から)

【卯建(うだつ)があがらない】
地位、生活が良くならない、パッとしない。
(卯建は屋根のついた小さな壁で、隣家との境界に防火壁として取り付けられたもので大変高価だったので、後に自分の財力をアピールする象徴的意味合いが強くなった)

【几帳面】
真面目、きちんとしたさま、規則正しい、正確な。
(木材の細工法から生まれた言葉。とりわけ正確な技術で几帳を支える細かい柱の角を面取りしたことから)

【子はかすがい】
子供が夫婦の仲を繋ぎとめてくれる。
(ちなみに鉄に送ると書く「鎹(かすがい)」は日本だけの漢字です)

【埒(らち)があく】
物事の区切りがつく、片がつく。
(埒(らち)とは馬場の周囲の柵やしきり)

【叩(たた)き上げ】
苦労を重ねて腕を磨き一人前になった人のこと。
(タタキ「土間」を作る時に生半可な叩き方ではいい土間が出来ない事から)

【束の間】
わずか、ちょっと。
(束とは短い柱の事を言います。国語辞典には4本の指で握った長さとあることから)

【建前】
表立った方針
(上棟式のことを建前と言います。そこで建前が済めば大体どんな家が建つのか分かるため)

【柿(こけら)落とし】
新築または改築した劇場や映画館で行われる初めての興行。
(「こけら」とは木材を削った時に出てくる切りくずのこと。芝居小屋の新築や改築工事の最後に、屋根など「こけら」を払い落としたから)

【羽目をはずす】
調子に乗りすぎて度をこすこと。
(羽目とは板を並べて張ること、または張った物のこと。きちんと並べてきれいに張った羽目をはずすと、台無しになってしまうことから)

【大黒柱】
家や団体の中心となり、支えになってる人物。

【縁を切る】
あることとの関係を解消する。
(建築における縁を切るとは、2つの物「建物や部材、材料」が互いに影響を与え合わないように細工をすることを言う)

【適材適所】
その人の適性や能力に応じて、それに相応しい地位、仕事に就かせること。
(これも元々建築用語で、適材適所の「材」は木材のこと。数多くある木材を用途に応じて使い分けていたから)

以上です。
みなさまも普段から使っている言葉がありましたか?


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