新築の一戸建てといえば「2階建て」のイメージが強いのではないでしょうか？？
また、福岡市内では特に土地が高騰していることもあり、「3階建て」の建築も続々と増えています。

しかし今、一番人気が高いのは「平屋」です！

今回は、平屋のメリット・デメリットについてお伝えしたいと思います。
福岡県で新築をご検討の際は、ぜひ参考にされてください♪

＊平屋のメリット＊
メリット①：ワンフロアで生活動線がシンプルでコンパクトに！
　平屋はすべてのお部屋が1階にあるため、上下階の行き来の必要がありません。動線が短く階段がないことで、家の中での動きも楽です。

メリット②：家族の気配を感じやすい！
　お部屋とお部屋の距離が近いので、家族がお互いに気配を感じやすくなります。さらに小さな子どもがいる子育て世帯にとって、目が届きやすいことや階段がないことは安心につながります。

メリット③：地震や風に強い！
　平屋は上階がないため上からの荷重が少なく、構造が安定し耐震性能を確保しやすくなります。また、建物は高層ビルのように高ければ高いほど地震が起きた際の振動や強風の影響を受けやすくなりますが、平屋は建物そのものが低いため2階建てに比べても影響を受けにくいです。

メリット④：屋根の形状次第で天井の高い大空間が実現！
　2階建ての場合、1階の上には2階があるため天井高さには限界があり、開放感に溢れるリビングが欲しい！となると吹抜けが必須になります。しかし、平屋は上にお部屋がないため屋根のかけ方によっては小屋裏空間を利用して勾配天井にすることで、天井を高くすることができます。また、平屋は2階建てに比べると屋根面積が大きいため、同じく小屋裏空間を利用したロフトやスキップフロアなど、遊び心のある自由度の高い空間づくりが可能です。

メリット⑤：メンテナンス費用が抑えられる！
　一戸建ては一般的に、新築後15年～20年に一度は屋根外壁の修繕が必要になりますが、平屋は2階建てに比べて高さが低いため、修繕費が少なくて済みます。

＊平屋のデメリット＊
デメリット①：広い敷地が必要！
　敷地によって建築可能な家の大きさは異なりますが、例えば40坪の平屋の家を建てたい場合、もちろん40坪の土地では足りません。もっと広い敷地が必要になります。しかし、40坪の2階建てであれば、1階20坪、2階20坪という形で建てられるので、地域によっては土地が40坪なくても建築が可能です。敷地が広くなればなるほど土地の購入費用も高くなります。

デメリット②：建築費用が高くなりやすい！
　平屋は、同じ床面積の2階建てに比べて建築費用が高くなります。例えば1階20坪、2階20坪の合計40坪の2階建の家の場合、基礎は1階分の20坪分のみ、屋根は2階の20坪分のみで済みます。しかし、40坪の平屋の場合、基礎も40坪分、屋根も40坪分必要になるためその分コストが高くなります。

デメリット③：家全体が床上浸水になるリスクがある！
　近年、ゲリラ豪雨や河川の氾濫など水害発生のニュースをよく耳にしますが、床下浸水や床上浸水になった場合、平屋だとすべてのお部屋が水浸しになってしまうので家の中に避難場所がありません。しかし、2階建てであれば上階に避難することもできます。

デメリット④：プライバシーが不安！
　2階建ての場合、各寝室を2階に設けることが多いですが、平屋の場合はすべての寝室が1階にあります。そのため、夜間の防犯対策として窓の施錠には特に用心しなければなりません。

デメリット⑤：日当たりが悪くなりやすい！
　平屋は、すべてのお部屋が1階にあるため、周辺の建物の高さや建物との距離次第で日当たりが悪くなることがあります。リビングの配置や太陽光設置の検討時は特に注意が必要です。2階建てであれば1階のLDK、2階の各寝室を日当たりのよい南面に設けることもできますが、平屋の場合は1階分の南面しかないためすべてのお部屋を南面に設けることは至難の業かもしれません。

平屋についてのメリット・デメリットはいかがだったでしょうか？
間取り・資金・生活スタイル等、優先順位も皆さん様々だと思いますが、メリット・デメリットを知った上でご自分の家族にとって大切にしたいものが何かを考え選択される事が、後悔のない家づくりにつながると思います。

家づくりの疑問やお困りごとは是非、当社スタッフへお気軽にお尋ねください。

【スタッフの展示場紹介！】
私のおすすめの展示場をご紹介します！
⇒　伊都住宅公園

なんと「和」と「洋」2つの暮らしをイメージできる珍しい展示場となっています！

「自分に合った家はなにか」「どんな暮らしをしたいか」など、まだまだ家づくりで悩んでいる方にピッタリの展示場なのでぜひお気軽にご来場ください！

心よりお待ちしております♪