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今任

WRITER 今任

2023年1月27日
お役立ちコラム

地盤補強工事について

今回は福岡でエアコン一台で全部屋同じ温度になる家を建てている、健康住宅株式会社建築部の今任がお届けします。
 
前回のつづきで、地盤補強工事(以下地盤改良工事)について、少しお話いたします。
まず地盤改良工事とは、そのままの状態では直接基礎が不可能な場合において必要な支持力を得るために行う工事のことです。一般的な住宅では地盤調査の結果が20KN/㎡未満の場合は、何らかの地盤改良工事が必要になります。地盤改良工事には主に「表層改良工事」と「柱状改良工事」、「鋼管杭工事」の3種類があります。

【表層改良工事】
  表層改良工事とは、軟弱な地盤が2m程度の場合に可能となる工事で、セメント系
 凝固剤を土と混ぜ合わせて強固な地盤をつくる工事です。直接基礎の下の地盤を
 頑丈にするという意味では、最も言葉のイメージに近い工事と言えます。

【柱状改良工事】
  柱状改良工事とは、軟弱な地盤が2~8m程度の場合に用いることが出来る工事で
 セメント系凝固剤を地盤に注入しながら、支持地盤まで強固な柱を造る工事です。
 一見すると杭基礎のように見えますが、杭基礎ではなく、地盤改良杭と呼ばれる
 建物が下に沈みこまないようにするための杭となります。

【鋼管杭工事】
  鋼管杭工事とは、軟弱な地盤から5~10m程度の場合に必要となる工事で、やや細い
  鋼管杭を埋め込んで荷重を支持地盤に伝える工事です。
 
【次盤改良工事の相場】 
  あくまで標準的な戸建て住宅を建てた場合の、目安的な金額になります。

【補足】
 この他にも、埋蔵文化遺産の試掘をしなければいけない地域で、出た場合に行うシート工法や、従来の地盤改良工事を進化させた工法も出ていますので、状況によって
 相談されてもいいと思います。

【まとめ】
 地盤改良の悩ましい点は、最初に金額が確定できないという点です。地盤改良費は
 設計後に地盤調査を行った後でないと正確には分かりません。予算として見込む
 には、ハウスメーカーに周辺の地盤資料を事前調査してもらうことが適切です。
 地盤改良工事は、安全・安心に暮らすための必要不可欠な工事となりますので、
 予算を確保して、最適な工法をしっかりと行うようにしましょう。

 

 


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