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藤村

WRITER 藤村

2022年11月25日
お役立ちコラム

住宅の換気とは???

今回は「福岡」で「高性能住宅」を建築している住宅会社「健康住宅㈱」の建築部門 藤村がお届けするコラムです!

本日は「換気」に関してのコラムをお届けします。住宅の換気とは???
私が子供の頃の換気と言えば「窓を開けて空気を入れ替える」という事が当たり前でした。しかし、排気ガスやPM2.5、花粉などが飛散している現代では、いかにお住まいの空間に浄化された「綺麗な」な空気を取り入れるか?そして、換気によって失われる室内の快適な空気の温度をどれだけ回収できるか?が大きなカギになります。その結果が住心地だけでなく、実は健康被害にも大きな影響を及ぼします。

なぜ換気がそれほど大切なのでしょうか?皆さんは一日にどれくらいの空気を体内に取り込んでいるかご存知ですか?
成人の場合1日の呼吸回数は約2万回と言われています。これはペットボトル500mlで約2万本分の空気を毎日吸い込んでいることとほぼ同じだと言われています。
数値で見るとびっくりしますが、実は私達は毎日これだけ多くの空気を体内に取り入れているんです・・だからこそ!水をこだわるのと同じように空気にもこだわることが大切なんです。
「空気の質」にこだわるためには「換気」を知って、しっかりと選択することがとても重要になってきます。

次に換気の種類についてご説明致します。換気は大きく分けて3種類あります。
第1種換気→強制給気・強制排気 (熱交換可) 
第2種換気→強制給気・自然排気 
第3種換気→自然給気・強制排気 
※強制とは機械換気を表します。

住宅で主に使われる換気は第1種換気と第3種換気です。以前まで最も主流だった換気システムは第3種換気システムです。理由はフィルター交換などの費用が安価で、ランニングコストを抑えることができるという点です。自然給気のフィルターの性能が高ければ室内に流入する空気もかなりきれいな空気を取り入れることが可能です。ただ、空気を取り入れる際、熱交換ができないというデメリットがあります。(冬であれば冷たいきれいな空気が室内に流入するということになります)
そのため、現在は熱交換が実現できる第1種換気が主流になりつつあります。理由はやはり熱交換ができる!という点と価格も以前より求めやすくなった。という点です。

第1種換気であれば冬の場合、室内の温かい汚れた空気と外から取り入れた新鮮な冷たい空気が、熱を交換した後、室内に給気されるので、結果暖かく浄化された空気のみ室内に給気されることになります。第1種換気システムは空気の質の向上はもちろん健康被害や光熱費の低減にもつながることになります。

換気システムはそれぞれの地域により「最適」には多少差がありますし、建物の気密性などの「性能」も換気システムの能力を最大限活かす大きなポイントになります。ぜひ住宅を検討される際は、皆さんのお住まいの地域の環境を熟知して性能や空気にこだわり、長く安心してお住まいになられる「一生涯の幸福の城」をご選択ください。


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