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今任

WRITER 今任

2022年10月28日
お役立ちコラム

地盤調査について

今回は福岡で、エアコン一台で全部屋同じ温度になる家を建てている、健康住宅(株)建築部の今任がお届けします。
少し専門用語が多くなりますが、着工から竣工までの構造に関する、お話を何回かに分けて、投稿したいと思います。
まず最初は、地盤調査についてです。
お家を建てるために、土地を購入されてまず最初に、行うことは地盤調査です。

【なぜ地盤調査は必要なのか?】
住宅などの建物を建てる際には、いかに建物が丈夫でも、それを支える事が可能な状態の、地盤でないと意味がありません。
地耐力が基準値に達していればそのまま建築することは可能ですが、達していない場合は、地盤改良工事が必要となります。
その判断をする為に必要なのと、それでも何かあったとき、瑕疵担保保険に入るためにも、地盤調査が必要になるからです。

【地盤調査の方法と費用】
地盤調査の方法としてはSWS試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)が、住宅では一般的です。
これは先端がキリ状になっている器具に重荷をかけて、25センチ下がるまでのキリの回転数で、地盤の強度(N値)を測定します。
測定箇所は最低5箇所で、費用は10万円程度までが一般的だと思います。

【(N値)とは】
家を建てるための地盤の強度を表す数値です。
一般的な住宅では、布基礎では30kN/㎡以上です。ベタ基礎では20kN/㎡以上であれば補強工事はいりません。
地盤補強が必要ないときはいいと思いますが、地盤補強が必要なときは調査結果を聞かれてもいいと思います。

【ちなみに地盤沈下の2大原因は?】
地盤沈下の大きな原因に、『圧密沈下』と『液状化現象』があります。
『圧密沈下』とは、軟弱な粘性土層が盛土や建物の荷重を受けて、土と土の間の水が徐々に排出されて、体積が減少することにより、
地盤の沈下が起こる現象です。
『液状化現象』とは、主に同じ成分や同じ大きさの砂からなる土が、地下水で満たされている場合に発生しやすいと言われます。
地震発生で繰り返される振動によって、地中の地下水の圧力が高くなり、砂の粒子の結びつきがバラバラとなって、地下水に浮いた状態になり
水よりも比重が重い建物が、沈んだり傾いたりすることです。

では残念ながら地盤補強工事が出た場合の、方法に関しましては次回投稿致します。


【スタッフの展示場紹介!】
最後に私のおすすめの展示場をご紹介します!


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