NEWS健康News

佐々木

WRITER 佐々木

2021年12月13日
お役立ちコラム

断熱等級7⁈

先日、国土交通省、経済産業省、環境省の3省合同および有識者の方々との会議で住宅の省エネ基準に対する見直し案が発表されました(あくまでもまだ案です)。

現行の断熱等級の最高等級4に対して一気に等級5,6,7を新設するという施策案!
具体的に日本で人口が一番多い東京名古屋大阪福岡などの6地域7地域のUA値だけでみてみると・・

等級4・・0.87(現行の最高基準)
等級5・・0.6(ZEH基準)
等級6・・0.46(G2グレード)
等級7・・0.26(G3グレード)
だそうです!

等級7UA値0.26・・すごいですね:ハハハ:

本来、国交省は等級5のZEH基準を新設する方針だったと思うのですが、ここにきて一気に等級7まで!
これにはそれだけ住宅の省エネ化をもっと推し進めていくことが2050年に向けた急務だという国の方針だと思います。

最高等級が設けられるとそれを目指したくなるのが人の性かもしれません。
でも、やみくもにUA値だけで最高等級だからと納得するのではなく、同時に気密性能や空調・給湯設備(家庭の電気代の約半分が冷暖房費と給湯です)そしてなによりもその敷地環境を活かしたプランニングをこだわることも大切だと思います。
そうやって高い基準でバランス良くこだわることが理想のお住まいになるのだと思います:ぽっ:

今回の発表案が採用されれば間違いなく住宅のさらなる高性能化が進んでいきそうですね!
新築時に性能にこだわることが一番コストパフォーマンスが高くなります。
ご新築をお考えの方はぜひその辺りもこだわってみてください:ぽっ:

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!