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若井

WRITER 若井

2025年6月14日
スタッフブログ

木の床、どう選ぶ?自然塗料塗装とウレタン塗装のメリット・デメリット

無垢材や挽板の床材には、大きく分けて2種類の塗装があります。
「自然塗料塗装」と「ウレタン塗装」です。

当社では、床材に自然塗料塗装を採用し始めてから、約10年が経ちました。
それまではウレタン塗装が主流で、採用率も過半数を占めていました。

自然塗料塗装は、アマニ油やヒマシ油(蓖麻子油)など、植物由来の原料から作られた塗料で、「お子さまが舐めても安心」と言われるほど、安全性の高い塗料です。
また、塗装後も木の肌触りをそのまま感じられるため、自然素材を好まれる方や、シックハウス症候群に配慮した住まいづくりをされる方々からご要望をいただいてきました。

加えて、メンテナンスがしやすいというのも特徴です。
少々の傷であれば、ペーパーで軽く削って再塗装するだけで、ご自身でも補修が可能です。
ただし、水には弱く、汚れも付きやすいため、こまめなお手入れが必要となります。

一方、それまで主流だったウレタン塗装は、「傷や汚れが付きにくい床材がほしい」というご要望から、広く採用されてきました。
中には、ウレタン以外にもプラスチック系の素材を表面に厚く塗布したものや、木の導管に染み込ませるタイプの塗料もあります。

ウレタン塗装の良さは、なんといっても光沢感。
照明が当たると乱反射によって美しい木目が際立ち、高級感のある印象に仕上がります。
その一方で、ウレタンの塗膜によって木肌の質感が損なわれ、自然塗料と比べて風合いや足触りが物足りなく感じられることもあります。
また、補修が難しく、傷がつくと補修跡が目立ちやすいという点もデメリットです。

このように、塗料にはそれぞれ特徴があり、一長一短です。
自然素材の風合いや経年変化を楽しみたい方には「自然塗料」がおすすめ。
反対に、掃除やメンテナンスの手間をなるべく減らしたい方には「ウレタン塗装」が向いています。

ちなみに私は、5年ほど前から猫を2匹飼い始めました。
猫には、吐き戻しやスプラッシュ(飛び散り)があるんですね……(犬派だったので知りませんでした)。
現在わが家の床材はウレタン塗装ですが、シミにならず、今のところきれいな状態を保てています。

 


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